伊勢海老と格闘
異才発掘プロジェクトの「甲殻類を食す」というプログラムがありました。
教室の子どもたちは直接手で触ることができずに悪戦苦闘。
「いまどきの子は、手袋やトングがないとダメなのかぁ」とその様子を眺めていました。
私が子どもの頃は、ザリガニをとったり、カエルの卵をバケツに入れておたまじゃくしになるのを楽しみにしていたりしてたのになぁ。
あれっ?おたまじゃくしを見ていた記憶はあるけれどカエルに変化する様子は記憶がない……。どうしたっけ?
さて、先日、ふるさと納税で届いた伊勢海老。
発泡スチロールのふたを開けるとおが屑の中に埋まっているエビがウニョウニョと動いているではありませんか。
思わず、ぎゃーっ、と言いながらふたを閉め、ゴム手袋をつけ、トングを手にし、わなわなしながら再度ふたを開ける……が、ビョンと立派なヒゲが飛び出すと、またふたを閉めてしまいました。
何度か繰り返し、これは無理だと友人の料理人にヘルプを求めるという情けない結果になりました。
ごめんなさい、人の振り見てなんやかや言える立場じゃなかったわ。